正捕手の対価としてトップ・プロスペクトを欲するマーリンズ
2018.1.30 14:30 Tuesday
すでにジャンカルロ・スタントンら昨季のレギュラー野手4人をトレードで放出したマーリンズだが、まだ「ファイヤー・セール」は終了していない。トレードを希望している正捕手、J.T.リアルミュートの去就問題が解決していないのだ。
主力選手が次々に放出されるなか、リアルミュートは年俸総額削減を最優先に考える球団に不信感を抱き、トレードを希望するようになった。マーリンズは昨年12月からリアルミュートへの獲得オファーを受け付けており、数多くの球団がリアルミュート獲得に興味を示している。なかでもナショナルズが積極的に動いていることが報じられているが、MLB.comでマーリンズの番記者を務めるジョー・フリサロは正捕手不在のダイヤモンドバックスも有力候補の一つであると伝えている。
現地の報道によると、マーリンズはメジャーを代表する捕手へと成長しつつある正捕手との交換でトップ・プロスペクトを獲得することを望んでいるようだ。ナショナルズに対してはビクトル・ロブレス(プロスペクト・ランキング全体6位・球団1位)とフアン・ソト(全体29位・球団2位)のいずれかを交換要員のパッケージに含めることを要求している。しかし、ナショナルズはこの2人を放出不可な選手と位置付けており、カーター・キーブーム(全体90位・球団3位)とエリック・フェッディ(球団4位)を軸としたパッケージを検討中。どちらかが相手に譲歩しなければ、トレードの成立は難しい状況となっている。
一方のダイヤモンドバックスは全体TOP100にランクインした選手が昨年のドラフト1巡目指名で入団したペイビン・スミス(全体91位・球団1位)しかおらず、交換要員のクオリティという点ではナショナルズに大きく劣る。昨季マイナー2階級合計で12勝3敗、防御率1.39の好成績を残したジョン・ドゥプランティアー(球団2位)、昨季メジャーで2勝を挙げたアンソニー・バンダ(球団4位)らを含めたパッケージで勝負せざるを得ないだろう。
リアルミュートは今オフが年俸調停1年目。マーリンズとしてはあと3年保有可能なリアルミュートの放出を急ぐ必要はなく、マーリンズが要求するパッケージの水準はなかなか下がらないことが予想される。リアルミュート獲得を目指す球団はマーリンズの要求を呑むのか。今後の動向に注目だ。
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