ブリュワーズがまた補強 救援右腕・アルバースと2年契約
2018.1.30 17:30 Tuesday
積極的な補強を進めるブリュワーズにさらなる動きがあった。現地の報道によると、日本時間1月30日、ブリュワーズはナショナルズからフリーエージェントとなっていた救援右腕、マット・アルバースと2年500万ドルで契約合意に至ったようだ。
アルバースの契約合意のニュースを最初に伝えたのはMLBネットワークのケン・ローゼンタールとSportsnetのベン・ニコルソン・スミス。現時点では球団からの正式な発表はないものの、アルバースの身体検査が完了次第、正式に契約が発表される見込みとなっている。
アルバースは2006年にアストロズでメジャーデビューを果たし、オリオールズ、レッドソックス、ダイヤモンドバックス、インディアンス、ホワイトソックス、そしてナショナルズと計7球団でプレイしてきた35歳のベテラン右腕。マイナー契約でナショナルズに加入した昨季は開幕直後にメジャーへ昇格し、自己最多タイとなる63試合に登板して7勝2敗2セーブ14ホールド、防御率1.62、被打率.166という素晴らしい成績をマークした。BABIPが.203と極端に低く(キャリア平均は.293)、ツキに恵まれた面があったことは否めないが、自己ベストのK/BB3.71をマークするなど、投球内容が優れていたことも事実。2012年以降は防御率2.89と安定したピッチングを続けており、今季も引き続き安定した活躍が期待できるはずだ。
ニコルソン・スミスによると、今回の契約は各年の年俸が250万ドル。35試合以上に登板すると各年100万ドルの出来高が追加されるという。ブリュワーズのブルペン補強はブーン・ローガンに続いてアルバースが2人目。クローザーのコリー・クネーベル、ジョシュ・ヘイダー、ジェイコブ・バーンズ、ジェレミー・ジェフレスと合わせて強力なブルペンが完成した。
なお、アルバースが身体検査をクリアして正式にブリュワーズと契約を結んだ場合、ブリュワーズは40人枠を1枠空ける必要がある。また、1983年1月20日生まれのアルバースは1983年11月17日生まれのライアン・ブラウンを抜いてブリュワーズの最年長選手となる。
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