通算47勝の左腕・ウッドがタイガースとマイナー契約
2018.1.30 18:30 Tuesday
日本時間1月30日、タイガースは通算47勝の実績を誇る左腕、トラビス・ウッドとマイナー契約を結んだことを発表した。ウッドは招待選手としてスプリング・トレーニングに参加し、マシュー・ボイドやダニエル・ノリスといった若手投手と先発ローテーションの枠を争うことになりそうだ。
昨季途中から主力選手の放出を開始し、本格的な再建へと舵を切ったタイガース。今季の先発ローテーションの顔ぶれはマイケル・フルマー、ジョーダン・ジマーマン、マイク・ファイアーズ、ボイド、ノリスの5人で固まりつつあるが、昨季AAA級で10勝を挙げたライアン・カーペンター(メジャー経験なし)をメジャー契約で獲得したように、アル・アビラGMはチーム内に競争を生み出す方針だ。アビラは先週、チーム内の競争を促すため、そして選手層を厚くするためにマイナー契約で投手を1~2人獲得する方針であることを明らかにしていたが、ウッドとの契約はまさにその方針に沿ったものになった。
来月31歳の誕生日を迎えるウッドは先発で147試合、リリーフで151試合の登板経験を持つ左腕。昨季は2年1200万ドルでロイヤルズに加入したものの、1勝3敗、防御率6.91の大乱調で7月下旬にトレードでパドレスへ放出され、パドレスでも3勝4敗、防御率6.71と復調の兆しは見られず、先月解雇されていた。シーズン通算の成績は39試合(うち14先発)に登板して94回を投げ、4勝7敗、防御率6.80。防御率は自己ワースト(2014年の5.03)を大幅に更新し、散々なシーズンとなった。
なお、ウッドはロイヤルズとの2年契約がまだ残っており、今季は650万ドルを得る予定となっている(ロイヤルズが全額負担)。ウッドがタイガースでメジャー昇格を果たした場合、タイガースは最低保証年俸でウッドを雇うことができるため、タイガースにとってはローリスクハイリターンな契約と言えるだろう。
また、ウッドは打撃が良いことでも知られており、昨季は18打席で打率.222、2本塁打、OPS.778を記録。メジャー通算327打席で11本塁打を放っており、マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)の17本、ヨバニ・ガヤード(ブリュワーズ)の12本に次いで3位の数字となっている。ア・リーグ所属のタイガースでは自慢の打撃を披露する機会は少ないかもしれないが、まずは本業のピッチングで本来の姿を取り戻すことを期待したい。
関連ニュース
1月25日 長期的な視野でチームの立て直しを図るタイガース・アビラGM
1月17日 タイガースがカステヤーノスの放出を検討か