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ブレーブスの先発争い 残り2枠を射止めるのは誰だ!?

2018.1.31 14:30 Wednesday

 ブレーブスのブライアン・スニッカー監督はフリオ・テーラン、マイク・フォルティネビッチ、ブランドン・マッカーシーの3投手を先発ローテーションの最初の3枠に入れる意向を明らかにしているが、残り2枠については競争を促す方針だ。若手からベテランまで様々な投手が参戦するローテ争いを制するのは誰になるのだろうか。

 スニッカーは「テーランはローテに入る。フォルティ(=フォルティネビッチの愛称)もローテに入る」と両投手の先発ローテーション入りを確約。ドジャースとのトレードで獲得したマッカーシーも故障などのトラブルがなければローテ入りは当確だと見られている。これでローテ5枠のうち3枠が埋まり、残りは2枠。「そのほかの大半の投手は野球カードの裏面にほとんど記録が書かれていない(=実績がない)。ルイス・ゴハラやマックス・フリードのピッチングは気に入っている。マイク・ソローカのピッチングはあまり見たことがない。彼を見るのが楽しみだね」とスニッカーはゴハラ、フリード、ソローカといった若手投手たちが先発ローテーションに割って入ることを期待している。

 残り2枠をかけて争うのはゴハラ、フリード、ソローカのほか、ショーン・ニューカム、ルーカス・シムズ、コルビー・アラード、そしてベテランのスコット・カズミアーといった面々だ。昨季を故障で棒に振ったとはいえ、通算108勝の実績を誇るカズミアーは健康ならば頭一つ抜けた存在。ここに昨季4勝のニューカム、同3勝のシムズ、シーズン終盤にインパクトを残したゴハラが絡んでいく形が基本となりそうだ。また、メジャー経験のないソローカとアラードについては開幕をAAA級で迎える可能性が高く、彼らがメジャーへ昇格してきたときに先発ローテ争いは熾烈さを増すことになるだろう。

 先日発表されたポジション別プロスペクト・ランキングではゴハラ、アラード、フリードの左腕トリオがそれぞれ左腕部門で4位、7位、10位にランクイン。彼らが順調に成長し、テーランら主力投手がしっかり実力を発揮すれば、「投手王国・ブレーブス」の復活も夢ではなさそうだ。


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