現役最年長選手・コローンがレンジャーズとマイナー契約
2018.2.5 12:00 Monday
日本時間2月5日、通算240勝の実績を誇る現役最年長選手のバートロ・コローンがレンジャーズとのマイナー契約に合意したことが明らかになった。メジャーのロースター入りを果たした場合、コローンには年俸175万ドルと成績に応じた出来高が支払われるようだ。
レンジャーズのジョン・ダニエルズGMは「バートロ(・コローン)はメジャーリーグにおいて、頑丈さを武器に成功を収めてきた。彼はストライクゾーンを上手く使うことができる。我々の先発ローテーションに質の高い競争をもたらしてくれるだろう」とコローンの加入を歓迎した。現時点でのレンジャーズの先発ローテーションは昨季2ケタ勝利をマークしたコール・ハメルズとマーティン・ペレスの2人に、いずれも新加入のダグ・フィスター、マット・ムーア、マイク・マイナーの3人が加わる布陣が予定されているが、セットアッパーとして活躍中のマット・ブッシュも先発ローテーション入りにチャレンジする見込み。ここにコローンが加わり、先発ローテーションの5枠をかけて熾烈な競争が繰り広げられることになりそうだ。
昨季のコローンはブレーブスとツインズで計28試合に先発し、7勝14敗、防御率6.48をマーク。25先発以上の投手のなかでは防御率6.48がワースト2位、被打率.318がワースト1位と不本意なシーズンを過ごした。ただし、2016年にはメッツで15勝8敗、防御率3.43の好成績を残しており、昨季の不振が一過性のものであれば、今季は再び2ケタ勝利を期待できるだろう。また、コローンは通算240勝をマークしており、ラテンアメリカ出身投手による最多勝記録(デニス・マルティネスの245勝)の更新まであと6勝、史上46人目の通算250勝まであと10勝に迫っている。
なお、レンジャーズは今季からダン・ワーゼンが投手コーチ補佐に就任。ワーゼンはコローンのメッツ在籍時にメッツで投手コーチを務めており、コローンが慣れ親しんだ投手コーチのもとで復活を遂げる可能性もありそうだ。
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