MLBネットワークが一塁手・先発投手のトップ10を発表
2018.2.5 18:30 Monday
各ポジションの現時点でのトップ10を発表するMLBネットワークの人気企画「Top 10 Right Now!」は今年で8回目を迎えた。5週間にわたって各ポジションのトップ10が発表されていくが、第四弾として日本時間2月4日に一塁手と先発投手のトップ10が発表された。
このランキングは過去2シーズンのパフォーマンスのほか、Statcastのデータや旧来の指標による攻撃面・守備面での成績、そしてMLBネットワークのリサーチ・チームによる分析を総合的に評価して決定される。まずは一塁手のトップ10を見てみよう。
一塁手トップ10
1. ジョーイ・ボットー(レッズ)
2. フレディ・フリーマン(ブレーブス)
3. ポール・ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)
4. アンソニー・リゾー(カブス)
5. コディ・ベリンジャー(ドジャース)
6. ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
7. エドウィン・エンカーナシオン(インディアンス)
8. ブランドン・ベルト(ジャイアンツ)
9. マット・カーペンター(カージナルス)
10. カルロス・サンタナ(フィリーズ)
強打者がズラリと顔を揃える一塁手部門で1位に選出されたのはボットー。昨季はわずか2ポイント差でナ・リーグMVPを逃したが、打率.320、36本塁打、100打点、OPS1.032という見事な活躍を見せた。2位以下はフリーマン、ゴールドシュミット、リゾーとハイレベルな攻守を誇る実力者が続き、順位付けがなかなか難しい。5位以下にも30本塁打以上のスラッガーや抜群の選球眼を誇る好打者が名を連ねており、守備力も無視できないとはいえ、やはり一塁は打撃優位のポジションであると言えそうだ。次に先発投手のトップ10を見てみよう。
先発投手トップ10
1. クレイトン・カーショウ(ドジャース)
2. コリー・クルーバー(インディアンス)
3. クリス・セール(レッドソックス)
4. マックス・シャーザー(ナショナルズ)
5. スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)
6. マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)
7. ノア・シンダーガード(メッツ)
8. カルロス・カラスコ(インディアンス)
9. ジャスティン・バーランダー(アストロズ)
10. カイル・ヘンドリックス(カブス)
先発投手部門の1位はカーショウ。昨季は故障離脱の影響もあり、175イニングしか投げられずサイ・ヤング賞を逃したが、最多勝と最優秀防御率の二冠を獲得。ドジャースを支えるエース左腕が球界ナンバーワンの先発投手であるということに異論はないだろう。2位にはア・リーグのサイ・ヤング賞受賞者であるクルーバー、3位のセールを挟んで4位にはナ・リーグのサイ・ヤング賞受賞者であるシャーザーがランクイン。6位のバムガーナーや7位のシンダーガードは昨季、故障で不本意なシーズンを過ごしたが、実績を評価される形でのランクインとなった。なお、残りの部門の発表予定は以下のようになっている。
2月11日(日)救援投手&中堅手
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