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昨季ブレイクのグリーンの起用法は? ブーン監督の贅沢な悩み

2018.2.9 11:30 Friday

 昨季リリーバーとして飛躍を遂げ、シーズン100奪三振を記録した球団史上8人目の救援投手となったチャド・グリーン(ヤンキース)。この右腕をスターターとして使うのか、それともリリーバーとして使うのか。アーロン・ブーン新監督は贅沢な悩みを抱えている。

 昨季のグリーンはジョーダン・モンゴメリーとの先発5番手争いに敗れ、AAA級で開幕。5月のメジャー昇格後はリリーバーとして起用され、昨季の40登板のうち、先発で起用されたのは1試合だけだった。複数イニングをこなせるリリーバーとしてジョー・ジラルディ前監督に重宝され、5勝0敗9ホールド、防御率1.83、被打率.147、奪三振率13.43という見事な成績をマーク。クローザー就任前年(1996年)のマリアーノ・リベラと比較する声が上がるほどの活躍ぶりだった。

 グリーンは「僕は人生を通して先発投手をやってきた」とスプリング・トレーニングでの先発5番手争いに意欲を見せる。現時点では昨季同様、モンゴメリーが最有力と見られているが、アダム・ウォーレンやルイス・セッサ、有望株のチャンス・アダムスも参戦する見込みであり、熾烈な争いが繰り広げられることになるだろう。ただし、グリーンは「どんな役割を任されるとしても、僕はしっかり準備をするよ」と先発に固執するつもりはなく、与えられた役割をしっかりこなす姿勢を示している。

 ブーンは「ワールドシリーズを制覇するためには、充実したブルペンが必要だ」と指摘し、「チャド・グリーンのように複数イニングを投げることができ、アウトを取るだけでなく試合を支配できる投手は、多くのフレキシビリティをもたらしてくれる」とグリーンを高く評価する。ブーンはグリーンを先発5番手争いに参加させる方針だが、心のなかではブルペンにいてほしいと思っているのかもしれない。

 昨季リリーバーとして好成績を残したグリーンの先発再転向を検討できるのは、それだけブルペンが充実している証拠でもある。贅沢な悩みを抱えるブーンは最終的にどのような決断を下すのか。オープン戦での「先発・グリーン」のピッチングに注目だ。


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