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三塁手補強検討のブレーブスがヌニェス獲得レースに参戦か

2018.2.9 12:30 Friday

 MLB.comのジェシー・サンチェスによると、ブレーブスがエドゥアルド・ヌニェスの獲得を検討しているようだ。ヌニェスにはレッドソックス、ヤンキース、レイズのア・リーグ東部地区3球団が興味を示していることが報じられていたが、三塁手の補強を検討しているブレーブスが新たに名乗りを上げる形となった。

 昨季のブレーブスは三塁手を固定できなかった。三塁手としての先発出場が最も多かったのは、40試合に先発出場したリオ・ルイーズ。39試合のアドニス・ガルシア、30試合のヨハン・カマルゴ、25試合のブランドン・フィリップス、16試合のフレディ・フリーマン、6試合のジェイス・ピーターソン、3試合のショーン・ロドリゲスとダニー・サンタナがこれに続き、途中出場で1試合だけ三塁を守ったチェイス・ダーノウを合わせると、計9選手が三塁の守備に就いたことになる。

 ブレーブスには将来の正三塁手候補として2015年ドラフト1巡目(全体41位)指名のオースティン・ライリーがおり、昨季はA+級とAA級で計129試合に出場して打率.275、20本塁打、74打点、OPS.786をマークしたが、メジャー昇格はもう少し先の話。現時点ではカマルゴと新加入のチャーリー・カルバーソンがレギュラーの座を争う見込みだが、ここに昨季打率.313、12本塁打、58打点、24盗塁、OPS.801の好成績をマークしたヌニェスが加われば大きな戦力アップとなることは間違いない。ヌニェスは三塁以外にも二塁と遊撃を守ることができるユーティリティ・プレイヤーであり、若手の二遊間コンビ(オジー・アルビーズ&ダンズビー・スワンソン)のサポート役としても重宝するだろう。

 再建が進み、若手選手が中心のチーム構成となりつつあるブレーブスだが、ヌニェスのように起用の幅が広い選手が加わるのはチームの大きな助けとなるはず。ようやく動き始めた感のあるヌニェスの市場。今後の動向に注目だ。


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