まさに殿堂入り級! ゲレーロの驚異的な鉄砲肩
2018.2.9 16:30 Friday
今年のアメリカ野球殿堂入り投票でチッパー・ジョーンズ(得票率97.2%)に次ぐ得票率92.9%を記録し、有資格2年目にして殿堂入りを決めたブラディミール・ゲレーロ。MLB公式サイトでは、人並み外れた鉄砲肩で知られたゲレーロの好返球を特集している。
ゲレーロはメジャー2年目の1997年に10補殺を記録すると、2004年までの8シーズンのうち1998年(9補殺)を除く7シーズンで2ケタ補殺をマーク。同期間での99補殺はボビー・ヒギンソン(101補殺)に次いでメジャー2位の数字であり、メジャー屈指の強肩外野手として活躍した。その一方、1999年に19失策を喫したのを筆頭に、通算7度の2桁失策を記録。粗さが災いし、ゴールドグラブ賞とは縁がなかった。キャリア終盤には指名打者としての出場が増え、自慢の強肩を披露する場面は少なくなったが、1990年代後半から2000年代前半にかけて、メジャーで最も肩が強い外野手の一人であったことは間違いないだろう。
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