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レイズがベテラン右腕・ロモと1年275万ドルで再契約

2018.2.10 15:00 Saturday

 2013年以来のポストシーズン進出を目指すレイズにとって心強いリリーフ投手が今季もチームのユニフォームに袖を通すことになった。レイズは通算570試合登板を誇るセルジオ・ロモと新たに1年275万ドルで再契約をした。

 ロモは昨年、ドジャース移籍1年目で勝利の方程式を担う活躍が期待されていたが、開幕当初から打たれる場面が多く力をなかなか発揮することができなかった。6月には左足首の故障により離脱。すぐに復帰するものの、ジャイアンツ在籍時のような安定した投球をすることができずに7月にはレイズに金銭トレードで移籍した。移籍後はこれまでの不調がウソだったかのような活躍で25試合に登板し2勝0敗 防御率1.47の成績を残した。1年通じては55試合で3勝1敗 防御率3.56だった。シーズン終了後はFAとなり、これまで去就が決まっていなかった。

 昨年のチームリリーフ防御率3.83(ア・リーグ4位)を記録したとはいえ、守護神のアレックス・コロメイにバトンをつなぐまでのリリーフ陣に対して不安の声が挙がっている。現時点ではダン・ジェニングスをはじめ、ホゼ・アルバラードやチャズ・ローといった選手達がいるが、ロモのような経験豊富な選手が1人加入するだけでもチームにとって心強い味方となる。昨年のロモはドジャース時代には打たれている印象が強かったが、シーズンを通じてみると奪三振率9.54と彼の武器は衰えてはいない。

 レイズ移籍後に安定感をみせたロモは果たして、今季は開幕からブルペンを支えることができるか。チームが昨年以上の成績を残すにはベテラン右腕の投球がカギを握っている。


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