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レッドソックスが昨年38本塁打のモリソンに興味

2018.2.11 15:45 Sunday

 日本時間2月11日、ダルビッシュ有がカブスと契約合意に至ったという報道が出てこれまで停滞していたFA市場が動き出しそうな雰囲気がある。そんな中でレッドソックスがレイズからFAになっているローガン・モリソンに興味をもっているという。

 30歳のモリソンは強打の一塁手として昨年はヤンキースとの開幕戦で4打数3安打3打点と活躍し、田中将大からも本塁打を記録した。その後も故障もなく自己ベストとなる149試合に出場して打線をけん引した。1年通じての成績は打率.246 38本塁打 85打点だった。シーズン終了後はFAとなり新しい移籍先を探している。今オフのFA市場ではエリック・ホズマーやJ.D.マルティネスといった強打者達のような高評価こそ受けてはいないが、モリソンも38本塁打を記録した実績と武器を持っている。

 既にレッドソックスはマルティネスに対して5年1億ドルの契約を提示したと言われている。もし、彼との交渉が決裂した場合にはモリソン獲得という選択肢は十分にあり得る話だ。また、チームとしては同じ左打ちの一塁手であるミッチ・モアランドとも契約しているため起用法としては指名打者かモアランドとハンリー・ラミレスとの併用という形が有力のようだ。

 今回のモリソンについてはレッドソックスほかロイヤルズやレイズも獲得、再交渉に臨む可能性がある。一塁手の目玉としてはモリソンよりもホズマーとされていりものの、交渉次第によってはモリソン獲得に動く。昨年は最高の成績を記録したことで「今が旬」な選手であると言っても過言ではないだろう。現時点では他の選手の保険として考えられているようだが、モリソンは去就が決まるのならどのような役割でも辞さない覚悟だ。


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