ドジャースが39歳・アトリーと2年契約で再契約へ
2018.2.14 10:30 Wednesday
MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ベテラン内野手のチェイス・アトリーが2年契約でドジャースと再契約を結ぶことが決定したようだ。アトリーは今オフ、ドジャー・スタジアムでドジャースのチームメイトとともにトレーニングを積んでいた。
昨季のアトリーはローガン・フォーサイスとのプラトーンで主に二塁を守り、127試合に出場して打率.236、8本塁打、OPS.728を記録。4年連続でシルバースラッガー賞(2006~2009年)を受賞したフィリーズ時代のような活躍はできなくなっているものの、出塁率.324と長打率.405はともに2015年途中のドジャース移籍後では自己ベストの数字であり、貴重な戦力としてチームに貢献した。
2週間前、ファーハン・ザイディGMはアトリーとの再契約に前向きであることを明言し、日本時間2月14日にはMLB公式サイトでドジャースの番記者を務めるケン・ガーニックがキャンプ地のロッカーにアトリーの荷物が置かれていることを伝えていた(ネームプレートはなし)。そのため、2月中旬にドジャースと再契約を結んだ昨オフのように、キャンプ序盤での再契約が予想されていたが、まさしくその通りの形となった。
ザイディはアトリーを戦力として考えていることはもちろんのこと、豊富な経験に基づいたリーダーシップやクラブハウス内での影響力の大きさを高く評価し、アトリーとの再契約を常に考えていたという。「我々は話し合いの場を設けてきた。彼はこの2年間(厳密には2年半)、我々のクラブハウスに大きなインパクトをもたらしてくれたからね。野球のことだけを考えれば、我々は若手選手により多くの打席を与えようと考えているし、二塁にも様々なオプションがある。でも、チーム内での役割分担などを考えたとき、彼のクラブハウスでの影響力は必要だと思ったんだ」
コリー・シーガー、コディ・ベリンジャーと2年連続で新人王を輩出し、ウォーカー・ビューラー、フリオ・ウリアス、アレックス・ベルドゥーゴといった若手有望株も続々とメジャーへ昇格しているドジャースだが、フィリーズ時代の2008年にワールドシリーズ制覇を経験し、オールスター・ゲーム選出6度の実績を誇るアトリーの経験や影響力はチームに不可欠なものと見なされているようだ。
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