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ヤンキースがトレードでマチャドを獲得するための方法とは?

2018.2.15 11:00 Thursday

 ヤンキースは長きにわたってマニー・マチャド(オリオールズ)の獲得に動く可能性が取り沙汰されている。今季終了後にフリーエージェントとなるマチャドだが、それまでにトレードされる可能性は消えていない。マチャドのヤンキースへのトレードは実現するのだろうか。

 オリオールズが同地区のライバルであるヤンキースに自軍の主砲をトレードするというのはなかなか考えにくいことだが、MLBネットワークのケン・ローゼンタールはマチャドのヤンキース移籍を実現させるトレード案として、以下のものを紹介している。

 

①ヤンキースはミッドレベルの有望株との交換でジェイク・オドリッジ(レイズ)を獲得する
②ヤンキースはオドリッジ、ジャコビー・エルズベリー、ハイレベルの有望株との交換でマチャドを獲得する

 

 ヤンキースは昨季まで15年連続でぜいたく税の対象となる上限金額を超過しており、ぜいたく税の税率は現在50%となっている。そのため、今季は年俸総額を上限金額以内に抑えて税率をリセット(20%)することを目指しており、それが大型補強への足枷となっているのだ。マチャドを獲得するためには、マチャド分の予算枠を確保しなければならない。そこでエルズベリーの放出が必要になってくるというわけだ。

 レイズはオドリッジの放出を検討しており、オリオールズは先発投手と左打ちの外野手を欲している。この2球団の間にヤンキースが入ることにより、2球団のニーズを満たしたうえでヤンキースがマチャドを獲得できる、というのがローゼンタールが描くシナリオだ。ヤンキースが「ハイレベルの有望株」としてミゲル・アンドゥハーを放出すれば、オリオールズはマチャドが抜けた穴を埋めることもできる。ただし、このトレードを成立させるためには、ヤンキースはエルズベリーの残り契約(3年6840万ドル)のうち半額程度を負担しなくてはならないだろうとローゼンタールは指摘している。

 もちろん、このトレード案には問題点もある。まずはエルズベリーがトレード拒否権を持っているということだ。さらに、オリオールズとレイズはともにヤンキースと同じア・リーグ東部地区に所属する球団であり、同地区のライバルを利するくらいならヤンキースを介さず直接取引をまとめてしまおうと考える可能性もある。あくまでも数あるトレード案の一つとして受け止めておくべきだろう。

 いずれにしても、ヤンキースがマチャドの獲得を狙っていることは間違いなく、今季終了後にフリーエージェントとなった際には積極的に獲得に動くはずだ。今季開幕前、あるいはシーズン中にトレードが成立する可能性もゼロではなく、今後の動向を見守りたい。


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