English Español 韓国語

ツインズがレイズとのトレードでオドリッジを獲得

2018.2.18 16:00 Sunday

 キャンプが始まり、この数日で選手の去就が次々と決まっていく。FAと同時にトレード市場も動きをみせた。そんな中、ツインズがレイズとのトレードを敢行し先発右腕のジェイク・オドリッジの獲得を発表した。

 27歳のオドリッジは2014年からレイズの先発ローテーションに定着しており、昨年は2度の故障で戦線離脱するも2桁10勝を達成し投手陣を支えた。1年通じての成績は28試合に登板して10勝8敗 防御率4.14だった。オフはトレード候補に挙げられており、今回のツインズのほかにオリオールズやヤンキース、ブリュワーズなど複数球団が興味を示していた。

 ツインズは前日に通算90勝右腕のアニバル・サンチェスと契約を結んだばかりだが、同時にオドリッジ獲得に向けての交渉を行っていた。チームはアービン・サンタナが右手中指の手術により開幕に間に合わないこともあってダルビッシュ有の獲得を目指していたが、カブス入団が決まったことで他の選手の獲得が急務となっていた。オドリッジはこれまで190イニング以上を投げたことはないが直近3年間で500回1/3を投げて443奪三振、防御率3.71と成績を残している。約4年間、ローテーションを守ってきた実績は魅力的だ。

 ちなみにツインズが放出したのは21歳の遊撃手・ジャーメイン・パラシオスで主に1Aでプレーした若手選手だ。パワーが魅力で昨年は124試合に出場した打率.296 13本塁打 67打点とキャリアハイの成績を残した。まだメジャー経験はないが、新天地でさらに上のレベルを目指す。今回のトレードが双方にとってよい出来事になることを願うばかりだ。


 関連ニュース

  2月17日 ツインズが通算90勝右腕・A.サンチェスと契約へ

  2月12日 レイズの先発右腕・オドリッジのトレードに複数球団が興味

spotvnow