ホズマー引き留めに失敗 一塁手のオプションを模索するロイヤルズ
2018.2.19 12:00 Monday
パドレスとの争いに敗れ、正一塁手にしてチームリーダーだったエリック・ホズマーの引き留めに失敗したロイヤルズは、新たな正一塁手の発掘を強いられている。ネッド・ヨスト監督は「戦略を立てるにはまだ十分な時間がある」と焦らずに最適なオプションを見つける方針だ。
ヨストが「10年2億ドルくらいの競争になると思っていた」と語るホズマー争奪戦は、ヨストの予想通りの展開とはならず、ロイヤルズとパドレスによる一騎打ちとなった。ロイヤルズは総額1億4000万ドルを超える7年契約をオファーしていたと報じられているが、ホズマーは8年1億4400万ドルでパドレスと契約合意。ロイヤルズは攻守両面で高い実力を誇るチームリーダーを失うことになってしまった。
「ホズマーに残ってほしかったかって?もちろんだよ。彼はカンザスシティで愛されていたしね」とヨストは語ったが、ホズマーが流出し、ブランドン・モスをすでにトレードで放出してしまっている以上、ロイヤルズは新たな正一塁手を探し始めなければならない。40人枠に登録されている純粋な一塁手は、昨季AA級で17本塁打を放った21歳のサミア・デュエニェスしかいないという状況なのだ。
球団内のオプションとしてはハンター・ドージャーないしチェスラー・カスバートの一塁コンバートが有力である。しかし、一塁手としてのプレイ経験は、ドージャーがマイナーでの12試合(うち11先発)だけ、カスバートはメジャーで7試合(うち2先発)、マイナーで67試合(うち66先発)だけ。両者がフルタイムの一塁手としてどこまでやれるかは全くの未知数である。
40人枠外にはライアン・オハーン(昨季AAA級で18本塁打)やフランク・シュウィンデル(昨季AAA級で17本塁打)もいるが、「ホズマー資金」が浮いている状況を考えると、球団外部から補強する可能性も否めない。カンザスシティ郊外出身でロイヤルズでのプレイを希望しているローガン・モリソンのほか、アダム・リンド、マイク・ナポリ、ルーカス・デューダ、マーク・レイノルズらが候補となるだろう。
しかし、オハーンや2017年ドラフト1巡目指名のニック・プラットが控えている状況を考えると、球団外部からフリーエージェント選手を獲得する場合は短期の契約になるだろう。ホズマーが流出した今、ロイヤルズの一塁手事情は若手選手の成長にかかっていると言えそうだ。
関連ニュース
2月15日 ロイヤルズ・ヨスト監督 先発投手陣をブルペン候補から除外せず
2月13日 ロイヤルズの正一塁手争いを制するのは誰だ!?