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勝利を求めるハリソン 優勝を目指さないならトレード希望

2018.2.19 16:30 Monday

 日本時間2月19日にチームのキャンプ地に到着したジョシュ・ハリソン(パイレーツ)は、新たなシーズンに向けて準備を着々を進めている。しかし、「チームが今季または来季に優勝を目指さないのであればトレードでの移籍を希望する」との考えは変わっていないようだ。

 今オフのパイレーツはゲリット・コール(アストロズ)、アンドリュー・マカッチェン(ジャイアンツ)という投打の主力選手をそれぞれトレードで放出。チームの「立て直し」を目指す方針を明確にした。ニール・ハンティントンGMは主力選手を軒並み放出するような大規模な再建を行うことは否定しているが、同地区の上位チーム(カブス、ブリュワーズ、カージナルス)が優勝に向けて積極的に戦力補強を行うなかで、パイレーツが苦しいポジションにいることは間違いない。マカッチェンの退団によりチーム最古参となったハリソンだが、パイレーツで優勝するチャンスがないのであれば勝てるチームへ移籍したいとの希望を持っている。

 「チームもきっと理解してくれていると思うけど、僕は勝ちたいんだ。トレードするかしないかというのは僕がコントロールできることではないけどね」とハリソン。昨季は自己最多の16本塁打を放ち、3年ぶりにオールスター・ゲームに選出されるなど、野球選手としてのピークを迎えている。30歳という年齢を考慮すると、今後のキャリアは徐々に下り坂となっていく可能性が高く、残り少ない野球選手としてのピーク期間を勝てるチームで過ごしたいというのは、野球選手として当然の願望だろう。

 ハンティントンは「我々はみんな勝ちたいと思っている。選手たちと同じように、我々もワールドシリーズを制したいんだよ。だから我々はここにいるし、ワールドシリーズで勝つために、我々はトレードをしたり、フリーエージェントの選手と契約したりしているんだ」と表面上は優勝を目指すことを公言しているが、今オフの動きを見る限り、少なくとも今季の優勝を目指しているとは思えないのも事実である。

 ハリソンとともに、数年以内の再浮上を目指すのか。それとも、勝てるチームでプレイしたいというハリソンの希望を叶えてあげるのか。ハンティントンは難しい選択を迫られることになりそうだ。


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