MLB機構が試合時間短縮に向けての新ルールを発表
2018.2.20 18:30 Tuesday

日本時間2月20日、MLB機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーは試合時間短縮のために2018年シーズンから適用される新ルールを発表した。なお、ピッチ・クロック(投球インターバルの制限)の導入は見送られた。
新ルールでは、監督・コーチや野手がマウンドに行く回数は9イニングあたり6回までに制限され、試合が延長戦に突入した場合は、1イニングにつき1回が追加される。また、イニング間の攻守交替についてはローカル放送の試合では2分5秒、全国放送の試合では2分25秒、タイブレークとポストシーズンの試合については2分55秒の時間制限が設けられた。打者が打席を外すなどのバッターボックスについてのルールは2017年シーズンのものがそのまま適用され、インスタント・リプレイについてはスロー映像の受信が可能になったほか、新たな電話回線がビデオルームとダグアウトに開通し、サイン盗みが行われないよう監視をすることになっている。マンフレッドが導入を目指していたピッチ・クロックは選手会からの反発もあり、今回は導入されなかった。
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