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レッズNo.1プロスペクトのセンゼルが遊撃守備に挑戦中

2018.2.21 15:00 Wednesday

 将来を見据えて内外野のあらゆるポジションで経験を積む予定となっていたニック・センゼル(レッズ)だが、今回の春季キャンプでは遊撃と三塁の2ポジションに絞って練習を行うようだ。球団OBの殿堂入り遊撃手であるバリー・ラーキンが有望株の遊撃守備をサポートしている。

 2016年のドラフトで全体2位指名を受けてレッズに入団したセンゼルは、昨季A+級とAA級で計119試合に出場して打率.321、14本塁打、65打点、14盗塁、OPS.905の好成績をマークした。AA級昇格後に打撃成績を向上させており、今季はAAA級スタートが濃厚。早ければ今季中にもメジャーデビューを果たす可能性がある。

 しかし、センゼルの本来のポジションである三塁には昨季26本塁打、OPS.828をマークした26歳のエウヘニオ・スアレスがおり、スアレスがフリーエージェントとなるのは最速で2020年オフ。センゼルは他のポジションを守れるようにならなければ、メジャーでの出場機会を確保できないという状況にある。

 プロ入り後も三塁しか守っていないセンゼルについて、球団は当初、あらゆるポジションの練習を行わせる予定だったが、ブライアン・プライス監督が「必要以上にあれこれやらせたくない」と語ったように、方針を転換。レギュラーのホゼ・ペラザがまだ発展途上である遊撃に狙いを定めて守備練習を行わせることを決断した。

 バントシフトの練習で遊撃の守備に就いたセンゼルは「三塁では打球に向かって突進したり、バントを先読みしたりすることが大切だったけど、遊撃ではベースカバーに入ることや、決められた時に決められた場所にいることが大切になる」と役割の違いに戸惑いを見せつつも、「慣れてきたように思う。助けてくれる人がたくさんいるからね」とラーキンらの指導を受けながら少しずつ上達している。特にラーキンの指導はスムーズに耳に入っているようで、「彼は偉大な選手だ。彼の言うことなら何でも聞くよ」と語るほどである。

 「彼がいろいろなポジションを守れるようになれば、故障者が出たときや不調の選手がいるときに、出場機会を得られるだろう」とプライスはセンゼルに期待を寄せる。三塁以外のポジションへの適応がスムーズに進めば、球団No.1プロスペクトがメジャーへ昇格するチャンスはグッと広がるに違いない。


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