正一塁手としてメジャー4年目のシーズンに臨む長距離砲・ギャロ
2018.2.21 17:00 Wednesday
昨季ア・リーグ3位となる41本塁打を放ったジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)は、間違いなく数年後には正三塁手の座を手中に収めていることだろう。しかし、チームには名三塁手のエイドリアン・ベルトレイがおり、今季は正一塁手として開幕を迎えることがほぼ確実となっている。
ギャロは昨季メジャー定着を果たし、145試合に出場して41本塁打、80打点、OPS.869を記録。打率.209、196三振とまだまだ課題は多いものの、すでにレンジャーズ打線に不可欠な戦力となっている。本来は三塁手のギャロだが、38歳のベテラン三塁手・ベルトレイは今もなお攻守の両面で高い水準を維持しており、両者を同時に起用するためにはギャロが他のポジションへ移らざるを得ない。ジェフ・バニスター監督は攻撃力を重視してラインナップを編成する方針を明らかにしており、ベルトレイとポジションが重なるギャロを正一塁手として起用する予定である。
バニスターはギャロについて「ジョーイ(・ギャロ)は球界で最も守備力の高い一塁手になるだけの身体能力を持っていると思う」と語る。ギャロも「(一塁手として起用されるのは)素晴らしいことだと思うよ。一塁を守るのは大好きだからね。守備面でもチームに貢献できると思うし、内野の守備力向上にも貢献できると思っている。一塁は僕にとって、とても楽しいポジションさ」とフルタイムで一塁を守ることを前向きに捉えている。
ギャロが置かれている状況は、2004年のマーク・テシェイラとよく似ている。昨季のギャロは三塁を72試合、一塁を59試合、レフトを18試合守ったが、三塁手としてプロ入りしたテシェイラもルーキーイヤーの2003年は一塁と外野を守っていた。当時のレンジャーズは二塁にアルフォンゾ・ソリアーノ、三塁にハンク・ブレイロック、遊撃にマイケル・ヤングという不動のレギュラーがいたため、翌2004年からテシェイラは一塁手に転向。その後、テシェイラが三塁に戻ることはなかった。
しかし、テシェイラのようにギャロが一塁に永住することはないと見られている。バニスターが「ギャロが一塁を守るのは成長の過程の一環だ。彼は身体能力がとても高いから、三塁に戻ることもできると考えている」と語るように、ベルトレイが移籍または引退によりチームを去った後はギャロが正三塁手の座を手にする可能性が高い。
今季、ギャロが一塁の守備に専念できるとしたら、それはベルトレイが健康にシーズンを過ごしていることを意味する。ギャロとベルトレイが同時にラインナップに名を連ねる試合が増えれば、昨季リーグ5位の799得点を叩き出したレンジャーズ打線はさらに破壊力を増すことになるだろう。
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