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パドレス 守護神・ハンドの起用を9回のみに限定しない方針

2018.2.22 12:00 Thursday

 昨季途中からクローザーを務めているブラッド・ハンド(パドレス)は、今季もクローザーとして開幕を迎えることがほぼ確実である。しかし、アンディ・グリーン監督はハンドの起用を最終回のみに限定せず、必要な場面で惜しみなく投入する方針を明らかにしている。

 パドレスに加入してリリーフに専念するようになった2016年に飛躍を遂げたハンドは、昨季はセットアッパーとして開幕を迎え、7月にクローザーのブランドン・マウアーがロイヤルズへトレードされるとクローザーへ配置転換。最終的には72試合に登板して79回1/3を投げ、3勝4敗21セーブ16ホールド、防御率2.16、104奪三振の好成績をマークした。

 2年連続で好成績を残し、今年1月には3年1975万ドルの契約延長を手にしたハンドだが、今季はセーブ・シチュエーション限定で登板する一般的なクローザーとは違い、試合の最も重要な場面で起用される可能性が高い。グリーンは「試合に勝つ可能性を最大限に高めるための選手起用をする」と明言しており、ハンドの登板機会を最終回のみに限定しない方針だ。グリーンはその一例としてドジャース戦が接戦になった場合を挙げ、「8回に(左打者の)コディ・ベリンジャーやコリー・シーガーに打順が回ってくる場合、ハンドを9回まで温存するようなことはしないだろう」と語っている。もちろん、勝ち試合を締めくくることがメインの役割となるが、試合展開によっては7回や8回、あるいは試合中盤のピンチの場面でマウンドに上がるケースも出てきそうだ。

 様々なシチュエーションで登板することが予想されるハンドだが、「それは毎年同じだよ」と意に介していない様子。「たとえ自分の役割が何であれ、僕たちはシーズンに向けて準備をするんだ。5回に登板しようが9回に登板しようが、勝つために仕事をするというのは変わらないよ」と頼もしいコメントを残している。

 アンドリュー・ミラー(インディアンス)に代表されるように、ベストのリリーバーを最重要の場面で投入することがトレンドとなりつつある現在のメジャーリーグ。「セーブ・シチュエーションで投げる投手」と見なされてきたクローザーの起用法も少しずつ変わり始めているようだ。


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