いよいよ実戦スタート Dバックスがアリゾナ州立大に勝利
2018.2.22 14:30 Thursday
日本時間2月22日、メジャー球団同士のオープン戦に先駆けて大学生相手のエキシビション・マッチが行われ、ダイヤモンドバックスがアリゾナ州立大に6対2(7イニング制)で勝利した。ダイヤモンドバックスの2番手として登板した中後悠平は4連打を浴びるなど一死しか取れず、チームで唯一失点した投手となった。
野手陣が合流しての春季キャンプはまだ始まったばかりということもあり、この日のダイヤモンドバックスは招待選手やマイナーリーガーが中心のラインナップ。ダイヤモンドバックスは昨季AA級とAAA級の2階級合計で12勝を挙げたテイラー・クラーク、アリゾナ州立大は21歳のライアン・ヒングストが先発のマウンドに上がった。
1回裏、ダイヤモンドバックスは1番のイルデマーロ・バルガスがライトへのヒットで出塁すると、一死後にジェレミー・ヘーゼルベイカーのヒットで一、三塁とチャンスを広げ、ヘーゼルベイカーが盗塁に成功して二、三塁となったあとに、4番のクリスチャン・ウォーカーのタイムリーで2点を先制。しかし2回表、ダイヤモンドバックスは2番手の中後が4連打を浴びて1点を返され、内野ゴロでなんとか一死を奪ったものの、次打者に押し出しの四球を与えて同点となったところで中後は降板となった。
試合は2対2の同点のまま5回裏に突入し、ダイヤモンドバックスは二死二塁から途中出場のトニー・レンダがライトへのタイムリー三塁打を放って勝ち越し。6回裏には二死からケビン・クロンのタイムリーと2つの押し出し四球で3点を追加してアリゾナ州立大を突き放した。最終回となった7回表は8番手のテイラー・グローバーが無失点に抑えて試合終了。ダイヤモンドバックスは2018年の初戦を見事に勝利で飾った。
明日もメジャー球団と大学生によるエキシビション・マッチが行われ、計5試合が予定されている。そして、日本時間2月24日にはメジャー球団同士によるオープン戦が開幕。ここからワールドシリーズ終了まで、およそ8ヶ月にわたる長い戦いがスタートする。
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