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ジャイアンツ バムガーナーが5年連続の開幕投手に決定

2018.2.23 12:00 Friday

 日本時間2月23日、ジャイアンツのブルース・ボウチー監督は今季の開幕投手にマディソン・バムガーナーを起用することを明らかにした。バムガーナーは5年連続の開幕投手となり、日本時間3月30日に敵地でのドジャース戦に先発する。

 ボウチーは「君たちにとってはショックかもしれないけど」と冗談を交えつつ、今季もエース左腕に開幕投手を任せる方針であることを報道陣に告げた。ボウチーは開幕投手を発表する前に、日本時間2月26日のカブスとのオープン戦でバムガーナーが先発することを発表しており、ここから順調にスケジュールをこなしていけば、ローテーション通りに開幕戦を迎えることができる。昨季は故障の影響により17先発で4勝に終わったバムガーナーだが、2011年から6年連続13勝以上&200イニング以上という実績を考えれば、ボウチーの決断は当然のことと言えるだろう。

 バムガーナーは2014年から5年連続の開幕投手となり、サンフランシスコ移転後ではフアン・マリシャルの6年連続(1964~1969年)に次ぐ記録となる。また、開幕投手を務めた回数でも、今回でティム・リンスカムの4度を超え、マリシャルの10度に次ぐサンフランシスコ移転後の球団単独2位に浮上する。なお、バムガーナーは過去4度の開幕戦で計23イニングを投げ、2勝0敗、防御率2.74、23奪三振の好成績をマークしており、クレイトン・カーショウとの投げ合いとなる今季の開幕戦でも好投が期待される。

 今オフのジャイアンツはアンドリュー・マカッチェンをパイレーツ、エバン・ロンゴリアをレイズから獲得して打線を強化。その他にもオースティン・ジャクソンやトニー・ワトソンといった新戦力を加え、まさかのナ・リーグ最低勝率に終わった昨季からの巻き返しを狙っている。昨季のナ・リーグ王者であるドジャースを撃破して、4年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて好スタートを切れるのか。バムガーナーのピッチングに注目だ。


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