ヤンキースの正二塁手争いに参加中のトーレス「毎日を楽しみたい」
2018.2.24 15:45 Saturday
メジャーリーグではオープン戦が始まり今後は実践を通じてし烈なサバイバルが始まる。今季、ジャンカルロ・スタントン加入で注目度が高いヤンキースはタイガースと対戦し3対1で勝利を収めた。その中で試合に出場できた喜びを語ったのはグレイバー・トレースだ。
21歳のトレースはベネズエラ出身の遊撃手でMLB.comが発表している有望株ランキングトップ100では5位に選出されており、今季は初のメジャー昇格を目指している選手だ。昨年は2Aで開幕を迎えるも3Aに昇格し、打率3割と結果を残した。1年通じてのマイナー成績は55試合で打率.287 7本塁打 34打点だった。
日本時間2月24日から始まったオープン戦、ヤンキースの初戦の相手はタイガース。トーレスは「6番・二塁」でスタメン出場するも2打数無安打で首脳陣にアピールすることができなかった。それでもトーレス本人はトミー・ジョン手術からの復活に手ごたえを感じており「昨年は手術の影響で途中でシーズンが終わったけど今年はプレーに集中して毎日を楽しんでいきたいね」と意気込みを語った。彼の本職は遊撃だが、二塁にも挑戦しているトーレス。アーロン・ブーン監督は「二塁のレギュラー争いはし烈だよ」と選手達の競争心を煽る。
現在のヤンキースはこれまでの正二塁手だったスターリン・カストロがマーリンズに移籍したため、二塁のポジションが空いている。トーレスが開幕ロースターに入るためには今が狙い時だ。今回のタイガースとの試合で不本意な結果に終わったが競争は始まったばかり。果たして約1ヶ月後のロースターにトーレスの名前があるだろうか。今後のプレーに注目だ。
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