English Español 韓国語

右膝のリハビリを続けるマーフィー 開幕OKの見込みは変わらず

2018.2.28 12:00 Wednesday

 レギュラーシーズン開幕までおよそ1ヶ月となったが、ダニエル・マーフィー(ナショナルズ)は右膝手術からのリハビリを続けている。今のところ、レギュラーシーズンの開幕に間に合うという当初の予定に変更はなく、リハビリは順調に進んでいるようだ。

 ナショナルズに加入した2016年に打率.347、25本塁打、104打点、OPS.985の好成績をマークしたマーフィーは、昨季も打率.322、23本塁打、93打点、OPS.928と安定したパフォーマンスを披露。ブライス・ハーパー、ライアン・ジマーマン、アンソニー・レンドンらとともにリーグ3位の819得点を叩き出したナショナルズ打線の中軸を担った。

 昨年10月、地区シリーズでカブスに敗れたあとに右膝の手術を受け、今オフのトレーニングにはかなりの制限が設けられている。現在はランニングマシンでの軽いランニングや膝を立てた状態でのゴロ捕りなど、膝に負担が掛からないメニューに取り組んでいるが、デーブ・マルティネス監督によると、足の強度を取り戻すために、やや本格的なトレーニングも開始しているという。少しずつ着実にリハビリは進んでおり、レギュラーシーズン開幕にはなんとか間に合う見込み。「彼は着実に良くなっているよ。今朝、彼と話をしたけど、感触はとても良いと言っていた。何度も言っているけど、(リハビリを焦らせることなく)当初の予定通りに進めていくし、(開幕までに)完全に準備が整うと考えているよ」とマルティネスもチーム屈指の好打者のコンディションを楽観的に捉えている。

 今季のナショナルズはハーパー、マーフィー、ジオ・ゴンザレス、ライアン・マドソンといった主力選手が契約最終年を迎え、現在のチームの「コア」とともにワールドシリーズ制覇を目指す最後のチャンスとなる。球団史上初のワールドシリーズ進出&制覇を成し遂げるためには、当然ながら好打者・マーフィーの打棒は必要不可欠。ファンの大きな期待に応えるために、マーフィーは地道なリハビリを続けていく。


 関連ニュース

  2月20日 ナショナルズ・ハーパーはFAに興味なし「今季に集中している」

spotvnow