来季以降のペイロールに余裕あり ツインズ黄金時代の到来か
2018.2.28 14:30 Wednesday
史上初となる「前年100敗以上からのポストシーズン進出」を成し遂げた昨季のツインズ。今オフは2年連続のポストシーズン進出に向けて積極的に動いている。各選手の契約状況を見てみると、来季以降のペイロールには余裕があり、大型補強に打って出ることも可能な状況となっている。
昨季のツインズはバイロン・バクストン、ホゼ・ベリオス、エディ・ロサリオといった若手選手が急成長を遂げ、チーム躍進の原動力となってチームをワイルドカード獲得へと導いた。ミゲル・サノーやホルヘ・ポランコらを含め、彼らの多くはまだ年俸調停権すら手にしておらず、早くても2021年オフまでフリーエージェントにならないという状況である。
また、ジョー・マウアーの8年1億8400万ドル(今季年俸2300万ドル)という大型契約が今季限りで終了し、不良債権化しつつあるフィル・ヒューズの5年契約(総額5800万ドル)も来季で終了。オプション等を含めても、現時点で結んでいる契約はすべて2019年限りで満了を迎える。もちろん、数年後には若手選手が年俸調停権を獲得し、年俸が上昇していくわけだが、ペイロールにはかなりのフレキシビリティがある状態となっている。
「今後数年間を若手選手を軸として戦う準備が整ったように感じている」とチーフ・ベースボール・オフィサーのデレク・フォルビーが語るように、若手選手が順調に成長し、余裕のあるペイロールを利用して有力選手を外部から補強すれば、ツインズは瞬く間に球界有数の強豪チームへと変貌を遂げる可能性を秘めている。フォルビーは今まさに黄金期を迎えているインディアンスの状況も把握しており、それを踏まえたうえで「2019年、2020年、そして2021年に向けて本当に良い状態になっている」と今後の戦いに自信を見せる。
ツインズが所属するア・リーグ中部地区は、今季もインディアンスが地区優勝の筆頭候補に挙げられているが、「去年は17ゲーム差をつけられたけど、1年前と比べて戦力差は縮小していると思う。我々が地区を制するまでは彼らが地区王者だけど、確実に差は縮まっているよ」とフォルビーは今季の地区優勝を諦めるつもりは全くない。昨季のワイルドカード獲得が「ホップ」の段階だとすれば、今季は「ステップ」の段階。来季以降に「ジャンプ」を決めて黄金期を迎えるためにも、積極的な補強を施した今季は重要なシーズンとなりそうだ。
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