アストロズ・グリエル 左手の手術により6週間の戦線離脱へ
2018.3.1 16:30 Thursday
日本時間3月1日、アストロズはユリ・グリエルが左手の有鈎骨(ゆうこうこつ)の手術を受けたことを発表した。全治までには6週間を要すると見られており、戦列復帰は早くても4月中旬。今季の開幕を故障者リストで迎えることがほぼ確実となった。
ジェフ・ルーノウGMによると、グリエルは日本時間2月27日に左手の痛みを訴え、翌28日にヒューストンへ戻ってチームドクターの診察を受けたという。「手術を受けるのが正しい選択だと判断した。確実な手術だし、復帰までのスケジュールもはっきりしている。100%の状態で戻ってきてくれるはずだよ」とルーノウは事態を楽観的に捉えている様子だった。
グリエルは昨年のワールドシリーズでのダルビッシュ有(当時ドジャース)に対する侮辱行為により、今季開幕から5試合の出場停止処分を科されていたが、この処分はグリエルが戦列復帰を果たした時点で適用されることになる。要するに、アストロズは開幕からの15~20試合ほどをグリエル抜きで戦うことになり、ルーノウは外部からの補強ではなく、現有戦力を活用してグリエルの穴を埋める方針を明らかにしている。
グリエルの欠場によりチャンスを得ることになると見られるのが、A.J.リード、タイラー・ホワイト、J.D.デービスといった面々。リードは昨季AAA級で34本塁打を放ち、ホワイトは2016年4月に週間MVPを受賞した実績がある。また、昨季メジャーデビューを果たしたばかりのデービスは、オープン戦ここまで打率.364、2本塁打、OPS1.417と好調を維持。ユーティリティ・プレイヤーのマーウィン・ゴンザレスが一塁に入る可能性もあるが、今後のオープン戦において開幕一塁手争いは注目のトピックとなりそうだ。
昨季のグリエルは139試合に出場して打率.299、18本塁打、75打点、OPS.817をマーク。正一塁手の離脱は小さくない痛手だが、それを感じさせない選手層の厚さがワールドシリーズ王者・アストロズの強みであると言えるだろう。
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