メッツ・キャラウェイ監督 主砲・セスペデスを2番起用へ
2018.3.2 17:30 Friday
右肩に軽度の痛みを訴えて欠場が続いていたヨエニス・セスペデス(メッツ)が予定を前倒しして、日本時間3月2日のマーリンズ戦で戦列復帰を果たした。ミッキー・キャラウェイ監督は2015年から2年連続で30本塁打以上を放った主砲を2番打者として起用する考えを持っているようだ。
日本時間2月26日のマーリンズ戦でオープン戦初出場を果たし、第2打席で1号スリーランを放つなど、上々のスタートを切ったセスペデスだったが、右肩痛により続く3試合を欠場。しかし、右肩の状態は当初予想されたよりも悪くなく、セスペデスは日本時間3月2日のマーリンズ戦でラインナップに戻ってきた。この試合では2三振を含む3打数ノーヒットに終わったものの、主砲が早期の戦列復帰を果たしたことは、メッツにとって朗報と言えるだろう。
なお、今季からメッツの監督に就任したキャラウェイは、セスペデスが出場した2試合でいずれもセスペデスを「2番・指名打者」として起用している。日本時間3月3日のナショナルズ戦では本来のポジションであるレフトの守備に就く予定になっているとのことだが、打順についてはレギュラーシーズンでもこのまま2番を任せるつもりだという。キャラウェイは打順について「我々には得点の可能性を最大限に引き上げるためのラインナップを組む責任がある」と語っており、チーム随一の強打者であるセスペデスの打席をなるべく多く確保するために2番での起用を考えているようだ。
MLB公式サイトによる打順予想では、昨季出塁率.351をマークしたアズドゥルバル・カブレラ(二塁)が1番に入り、セスペデス(左翼)が2番、半年ぶりに復帰したジェイ・ブルース(右翼)とともに新加入のトッド・フレイジャー(三塁)&エイドリアン・ゴンザレス(一塁)が中軸を形成すると予想されている。6番以降はトラビス・ダーノウ(捕手)、フアン・ラガレス(中堅)、アメッド・ロサリオ(遊撃)という顔ぶれ。昨季1番打者として活躍したマイケル・コンフォートが復帰すれば、打順に多少の変動が出てくると見られるが、「2番・セスペデス」が今季のメッツ打線の目玉となることは間違いなさそうだ。
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