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ジャイアンツ・ロンゴリア 実践4試合目は本塁打を含む2安打

2018.3.4 15:00 Sunday

 オープン戦が始まり、今季から新天地に移籍した選手達も新しいユニフォームを着て試合に出始めている。そんな中でレイズからジャイアンツに移籍したエバン・ロンゴリアも日本時間3月4日のレンジャーズ戦に出場し、三塁の守備にも就いた。

 昨年12月に1対4の大型トレードでジャイアンツに移籍したロンゴリアはメジャー生活10年間を過ごしたレイズから離れ、心機一転のシーズンとなる。指名打者制がないナ・リーグへの移籍となるが、これまで通り三塁手としての活躍が期待されている。昨年も三塁は142試合で守っており、問題はないだろう。

 迎えたレンジャーズ戦でロンゴリアは「3番・三塁」としてスタメン出場し、2打数2安打1打点と幸先のよいスタートを切った。初回、ジョー・パニックの先頭打者本塁打で1点を返して迎えた1死走者なしの場面でロンゴリアのジャイアンツ初打席を迎えた。ここで経験豊富な左腕のコール・ハメルズとの対決も四球を選んだ。続く3回裏の第2打席は先頭打者として登場すると初球を捉えて三塁への内野安打となり、早くも移籍後初安打を記録した。その後、ジャイアンツ打線はロンゴリアの安打をきっかけに3得点し、6対3と逆転に成功した。

 ロンゴリアの活躍はこれだけでは終わらない。4回裏の第3打席は2死走者なしの場面。相手投手は3番手のマット・ブッシュに代わっていたが、ブッシュの初球を右翼スタンドへと運んでチームをさらに勢いづかせる本塁打を放った。この回の打席が終わったところでロンゴリアはお役御免となりベンチへと退いた。守備の方も無難にゴロを処理して失策はなし。良い形で試合を終えた。

 ブルース・ボウチー監督はベテラン組にはゆっくりとシーズンに向けて準備をしてほしいと考えていたようで試合前日にはロンゴリアと試合に出場するかどうか話し合っていたという。ロンゴリアは「試合に出る準備はできている」と話したことでスタメン出場が決まり、本塁打を含む活躍をみせた。これをみたボウチー監督も「彼はプロだ」と絶賛。チームも9対4で勝利して良い1日となった。


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