センター転向のゴードン 新ポジションに順調に適応中
2018.3.5 17:30 Monday
今季からマリナーズに加入し、新ポジションとなるセンターに挑戦しているディー・ゴードン。すでにオープン戦でセンターの守備に就いているが、同僚のベン・ギャメルが「キャリアを通して外野手だったみたいだよ」と語るように、不慣れさを感じさせない見事なプレイを見せている。
昨年12月、マリナーズがマーリンズからゴードンを獲得した際、疑問の声が多数上がった。マリナーズには不動の正二塁手であるロビンソン・カノーがいるからだ。しかし、その疑問はすぐに解決することになる。ジェリー・ディポートGMがゴードンをセンターで起用する方針であることを明言したのだ。それ以来、ゴードンは一流の外野手になるために必死に外野守備のトレーニングを積んできた。
まだオープン戦序盤ということもあり、ダイビングキャッチを試みるシーンや、全力のスローイングで走者を刺しに行くシーンは見られないが、守備機会を無難にこなしている。また、打撃練習中には外野の守備に入り、スライディングキャッチを披露したり、フェンス際の打球を上手く処理したりしている。外野守備を担当するクリス・プリエトは、ゴードンの外野守備に一定の評価を与えるとともに、不安視されている肩の強さも「正中堅手として十分なレベルである」と語っている。
メジャーのキャンプに参加している有望外野手のブレイデン・ビショップは、「彼が今まで外野守備をやったことがないなんて信じられないよ。彼は素晴らしいアスリートだね」とゴードンの適応能力の高さに驚きを隠さない。「素晴らしいね。たぶん大丈夫だろうとは思っていたけど、予想以上の出来だよ」とスコット・サービス監督もゴードンの守備に合格点を与えている。
サービスはゴードンの外野転向がスムーズに進んでいる理由として「野球IQの高さ」を挙げている。「彼は投球ごとにポジションを変えているし、スイングの軌道を読んでいる。送球先の判断も正しくできているよ」とサービス。おそらく、二塁や遊撃で複雑なプレイを経験してきたことが、センターの守備にも生かされているのだろう。
「1番・センター」にゴードンが上手くハマるかどうかは、今季のマリナーズの戦いを大きく左右する重要なポイントである。ここまでの状況を見る限り、マリナーズは理想的な「1番・センター」を手に入れたと言えそうだ。
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