ヤンキース トップ・プロスペクトのトーレスがAAA級降格
2018.3.14 12:00 Wednesday
ヤンキースは日本時間3月14日に行われたタイガースとのオープン戦の試合後、球界屈指の有望株であるグレイバー・トーレスをAAA級へ降格させたことを発表した。メジャーでプレイする準備が整うまでに、もう少しマイナーで実戦経験を積む必要があると判断したようだ。
MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体5位にランクインしているトーレスは、スターリン・カストロをマーリンズへ放出したあとの正二塁手候補の一人に挙げられていた。ところが、ヤンキースはニール・ウォーカーと契約し、トーレス自身もオープン戦で25打数4安打(打率.160)と結果を残せず、AAA級降格が決定。「問題ないよ。これはチームの決定だから。僕にはコントロールできないことだからね。しっかり準備をして次の機会に備えるよ」とトーレスは気持ちを切り替えていた。
トーレスは昨年6月に利き腕ではない左肘を痛め、トミー・ジョン手術を受けた。トーレス自身が「9ヶ月も実戦から離れて、完璧な状態で戻ってくるのは簡単なことではないよ。僕は人間だからね」と語っているように、9ヶ月のブランクを経て、まだ完全には実戦感覚を取り戻せていないようだ。しかし、トーレスは昨季AAA級で23試合のみの出場ながら打率.309、OPS.863の好成績をマークしており、実戦感覚さえ取り戻すことができれば、すぐにメジャーでプレイする準備は整うはずだ。
ブライアン・キャッシュマンGMは「フリーエージェントを1年先延ばしにするためにトーレスをマイナーでスタートさせるつもりはない」と語っていたが、結果的にトーレスがAAA級で開幕を迎えることがほぼ確実となり、開幕直後にメジャーへ昇格するようなことがない限り、トーレスのフリーエージェントは最短でも2024年シーズン終了後となった。トーレスが今季中にメジャーへ昇格することは確実と見られており、遅くとも9月にはディディ・グレゴリウスと二遊間コンビを形成するトーレスの姿が見られるに違いない。