昨季12勝のカッブを獲得するのは積極補強のブリュワーズか
2018.3.16 12:30 Friday
まだ複数のチームが先発投手の補強を模索しているという状況のなか、昨季12勝10敗、防御率3.66という好成績を残したアレックス・カッブが現在もフリーエージェント市場に残っている。MLB.comのマーク・フェインサンドは、カッブが最終的にブリュワーズと1年契約を結ぶと予想している。
クリスチャン・イェリッチをトレードで、ヨーリス・チャシーンとロレンゾ・ケインをフリーエージェントで獲得するなど、積極的な補強を進めている今オフのブリュワーズ。しかし、FanGraphsでは78勝84敗と黒星先行の予想が出ており、地区王者のカブスに対抗する戦力は整っていないと見られている。打線とブルペンにはある程度の戦力が整っており、カブスに劣っているのは先発ローテーションのクオリティ。チェイス・アンダーソン、ザック・デービーズ、チャシーンの三本柱は決して悪くない顔ぶれだが、エース格のジミー・ネルソンの出遅れがやはり痛い。そこでブリュワーズがカッブの獲得に動くのではないか、というのがフェインサンドの予想である。
数ヶ月後にネルソンが復帰してくることを考えると、ブリュワーズはカッブを複数年契約で獲得する必要はない。一方、カッブもブリュワーズと1年契約を結んで今季好成績を残せば、次のオフではクオリファイング・オファーの影響を受けることなく市場に出ることができるため、好条件の契約を得ることが期待できる。要するに、ブリュワーズとカッブが1年契約を結べば「WIN-WINの関係」が形成される可能性があるというわけだ。ただし、レイズからのクオリファイング・オファーを拒否しているカッブを獲得すると、ブリュワーズにはそれに伴う補償が発生する。そのあたりをブリュワーズのフロント陣がどのように考えるかが契約成立に向けてのポイントとなりそうだ。
なお、ブリュワーズのマット・アーノルドGM補佐は、レイズのフロントに10年間在籍していた実績があり、カッブのプロ入り時にはレイズでスカウトを務めていた。そのあたりのつながりも、カッブの去就に影響を与えることになるかもしれない。
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