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ツインズ・モリター監督 まもなく開幕メンバーを最終決定へ

2018.3.22 15:00 Thursday

 日本時間3月22日、ツインズのポール・モリター監督はコーチ陣や球団フロント陣と話し合いの場を設け、ロースター編成について議論を交わした。モリターは「あまり時間は残っていない」と語っており、明日にも開幕投手と開幕ローテーションを発表する見込みである。

 今季のツインズはレギュラーシーズン最初の9日間で6試合という余裕のあるスケジュールでスタートするため、開幕時点で5人の先発投手を用意する必要がない。ホゼ・ベリオス、ランス・リン、ジェイク・オドリッジ、カイル・ギブソンの4投手が先発ローテーションの1~4番手を担うことはほぼ確実だが、モリターは日本時間3月23日のヤンキース戦に先発予定のフィル・ヒューズの出来を見て、ヒューズを先発5番手に置いて開幕を迎えるのか、ロングリリーフに置いて開幕を迎えるのかを判断する方針だ。

 当初、開幕投手はベリオスが有力と見られていたが、現在は日本時間3月25日のオリオールズ戦に先発予定で、そこから中4日で開幕戦に先発できるオドリッジが最有力候補となっている。ベリオスは日本時間4月18~19日に故郷プエルトリコで開催されるインディアンス戦に先発できるように、登板のスケジュールを調整する予定だ。「大きな意味を持つ試合だよ。開催日が近付いているけど、僕はプエルトリコの家族や友達の前で投げられることをとても楽しみにしているんだ」とベリオスは語っている。

 ヒューズが先発ローテーションに入るならブルペンは7枠、ロングリリーフに回るならブルペンは8枠となるが、そのうちフェルナンド・ロドニー、ザック・デューク、アディソン・リード、ライアン・プレスリー、テイラー・ロジャース、トレバー・ヒルデンバーガーで6枠は確定。残りの1枠をルール5ドラフトで加入したタイラー・キンリーとオープン戦7試合で防御率1.00と好投しているガブリエル・モヤが争う状況となっている。一方の野手陣は、ホルヘ・ポランコのPED使用による出場停止処分があり、招待選手のエリック・アイバーに開幕ロースター入りのチャンスが出てきた。

 積極的な補強を展開して2年連続のポストシーズン進出を狙うツインズを率いるモリターは、どのようなロースターで今季に臨むのか。決断のときは刻一刻と迫っている。


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