ヤンキースに心配な事態 バードが右足の痛みで試合欠場
2018.3.25 16:00 Sunday
野球選手にとって最も怖いのが故障だ。程度によって短期で復帰できることもあれば逆にシーズンを棒に振る可能性もある。選手はできる限り故障は避けたいところだ。そんな中、ヤンキースのグレッグ・バードが右足の痛みを訴えたという。
現在25歳のバードは昨年から正一塁手としてチームからの期待が大きかったが、オープン戦で自打球を当ててから5月になって故障者リスト入りすると手術も経て復帰したのは8月下旬だった。その影響もあってか出場は48試合にとどまり打率.190 9本塁打 28打点と不本意なシーズンとなった。
今季は改めて正一塁手として臨むシーズンでアーロン・ジャッジやジャンカルロ・スタントンらと共に強力打線形成を期待される。ここまでオープン戦では18試合に出場して打率.154 1本塁打 4打点と結果を残せていない状態にある中、開幕目前にして痛い故障となった。ちなみに右足は昨年の長期離脱の原因なった箇所で今回も同じところを痛めてしまった。
バードは当初、日本時間3月25日の試合に出場予定だったがこれを回避。MRIとCTスキャンを受けた結果、炎症が見つかったという。バートの故障に対してブライアン・キャッシュマンGMは「とても心配している」と彼の状態を気にしている状態だ。これからは専門の医師による検査があり、日本時間3月27日に診てもらう予定となっている。その検査結果によっては代わりの選手で開幕に臨まなければならない。現在の選択肢としては二塁を守るニール・ウォーカーとタイラー・ウェイド、タイラー・オースティンらに任せるか、先日、戦力外となったアダム・リンドと再契約するかがある。
バード本人は前日の試合から痛みを感じ始めたようで出場予定だった試合前の練習中に痛みが増したために欠場となったという。昨年と同じ箇所を痛めたこともあり今後の検査結果が心配になるが1日でも早い復帰を願うのみだ。
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