ヤンキース・ウォーカー「頼まれた仕事なら何でもやるよ」
2018.3.26 12:30 Monday
3月中旬にヤンキースと契約後、オープン戦では主に二塁と一塁の守備に就いているニール・ウォーカー。過去には三塁の守備に就いた経験もあるが、ウォーカーは本職の二塁にこだわらず、必要とされたポジションであればどこでも守るつもりであることを明らかにした。
正一塁手のグレッグ・バードが右足痛により戦列を離れる可能性が浮上したヤンキース。これによりウォーカーには一塁手として開幕スタメンに名を連ねる可能性が出てきたが、32歳のベテラン内野手はそれを受け入れる態勢を整えている。ウォーカーはバードについて「検査の結果がポジティブなもので、戦列を離れる必要がなければ良いんだけど。彼のような才能のある選手に戦列を離れてもらいたくないからね」と語り、同僚のコンディションを気遣った一方で、「頼まれればどんな役割でもこなすつもりだよ」とレギュラーシーズンに向けての意気込みを口にした。
バードが戦列を離れることになった場合、ヤンキースはウォーカーを一塁手として起用するほか、AAA級へ降格させたばかりのタイラー・オースティンを呼び戻すという選択肢もある。アーロン・ブーン監督は「(バードが)どのような状況になったとしても、我々はしっかり戦えると思っているよ」と自軍の選手層に自信を見せる。昨季まで8年連続で2ケタ本塁打をマークしているウォーカー、オープン戦で4本塁打を放ったオースティンが実力をしっかり発揮すれば、バードの穴を埋めることは十分に可能だろう。
「メジャーリーグでは選手が故障した場合に備えて、分厚い選手層を有していることが必要なんだ。我々は故障者に耐えうる選手層を有していると感じているよ」とブーンが語るように、ヤンキースは若手からベテランまで、各ポジションにレギュラー級の選手を複数揃えている。ウォーカーやブランドン・ドルーリーのように複数ポジションをこなせる選手もおり、主力選手に故障者が続出するようなことさえなければ、誰を起用しても戦力を落とさずに戦いづつけることができるはずだ。
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