カウントを間違え… 気付けば三盗成功のキンズラー
2018.3.26 18:00 Monday
日本時間3月26日に行われたエンゼルス対ドジャースのオープン戦で、カウントを間違えた二塁走者のイアン・キンズラー(エンゼルス)が無意識のうちに三塁への盗塁を成功させるという珍しいプレイがあった。
そのプレイが起きたのは6回裏のエンゼルスの攻撃中。一死走者なしからキンズラーがレフトへの二塁打で出塁し、次打者のマイク・トラウトが見逃し三振に倒れて二死二塁。続くジャスティン・アップトンがカウント1-1からの3球目を空振りすると、アップトンが三振に倒れてチェンジになったと勘違いしたキンズラーがフラフラと三塁方向へ進み始めた。それに気付いた捕手のヤスマニ・グランダルは三塁へ送球しようとしたものの、三塁手のローガン・フォーサイスのベースカバーが遅れ、キンズラーは三塁に到達。三塁を少し回り、ベースコーチにヘルメットを渡そうとしたところでようやく自身のカウント間違いに気が付いた。記録上は三塁への盗塁。無意識のうちに三盗を成功させるという珍しいプレイとなった。