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ダイヤモンドバックスが24歳の内野手・マーテイと5年契約

2018.3.27 11:30 Tuesday

 およそ1年前、ダイヤモンドバックスに移籍したばかりのケテル・マーテイは開幕ロースターに残ることができず、AAA級降格を通告された。それから1年が経ち、マーテイはダイヤモンドバックスと5年2400万ドル+オプション2年の契約延長に合意したことが報じられている。

 日本時間3月27日、マーテイとダイヤモンドバックスが5年2400万ドルで契約延長に合意したとの報道が出た。まだ球団からの正式な発表はないものの、今回の契約には2年分のオプションも含まれており、最大で7年4600万ドルになるという。年齢的にも契約条件的にも、2017年3月にホワイトソックスと契約を延長したティム・アンダーソン(6年2500万ドル+オプション2年)や今月カージナルスと契約を延長したポール・デヨング(6年2600万ドル+オプション2年)に近い契約と言える。

 マーテイが2016年11月に2対3のトレードでマリナーズからダイヤモンドバックスに加入したとき、注目を浴びていたのは同時加入のタイワン・ウォーカーだった。しかし、昨季のマーテイはシーズン途中にメジャー昇格を果たしてニック・アーメッドやクリス・オーウィングスが故障離脱した穴を埋め、ポストシーズンでも打率.412、1本塁打、OPS1.235の活躍。トーリ・ロブロ監督は昨年、「彼はマイナーに降格したあと、より完璧な選手として戻ってきた。彼が故障者の穴を埋めてチームを助けてくれたんだ」とマーテイに最大級の賛辞を送っていた。

 マーテイへの評価の高さは、ダイヤモンドバックスがブランドン・ドルーリーをヤンキースへ放出し、二塁のポジションを空けたことからもうかがえる。オーウィングスは内外野兼用のスーパー・ユーティリティとして起用される見込みであり、今季はマーテイとアーメッドがレギュラーとして二遊間コンビを組むことになる。将来的にマーテイが本職の遊撃に戻るのかどうかは現時点では不透明だが、マーテイが今後もダイヤモンドバックスの主力選手として活躍し続けることだけは確実だ。


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