大谷所属のエンゼルス 右腕・リチャーズが開幕投手に決定
2018.3.27 12:00 Tuesday
日本時間3月27日、エンゼルスのマイク・ソーシア監督は開幕第2戦までの先発投手を発表し、ギャレット・リチャーズが開幕戦、タイラー・スキャッグスが開幕第2戦に先発することが明らかになった。リチャーズは2016年以来2年ぶり2度目の開幕投手となる。
28球団の開幕投手が決定するなか、ロッキーズとともにまだ開幕投手を発表していなかったエンゼルスがようやく今季の開幕投手を発表した。積極的な戦力補強を展開し、4年ぶりのポストシーズン進出を目指すシーズンの開幕投手を任されることになったのは29歳の右腕・リチャーズ。直近2シーズンは故障に苦しみ、2年連続で6試合のみの登板に終わっているものの、2014年に13勝、2015年には自己最多の15勝をマークした実力者である。
リチャーズはオープン戦で4試合に先発して12回2/3を投げ、1勝0敗、防御率2.84、14奪三振、WHIP1.18と安定したピッチング。特に日本時間3月8日のドジャース戦では4イニングを投げてドジャース打線を2安打に抑え、7奪三振、無四球、1失点の快投を見せた。ソーシアは先週、「先発ローテーションを引っ張る存在を開幕投手として送り込むことが大切だ。ギャレット(・リチャーズ)にはそのポテンシャルがある」と話していたが、その言葉通りにリチャーズを開幕投手に指名した。
リチャーズと同様に故障に苦しむシーズンが続いているスキャッグスは、開幕2戦目の先発が決定。昨季は16先発で2勝6敗、防御率4.55に終わり、オープン戦でも4先発で防御率9.00と不安定なパフォーマンスが続いているが、ポテンシャルへの期待の表れだろう。なお、ソーシアは開幕第3戦以降の先発予定を明らかにしておらず、大谷翔平のメジャー初先発は未定。開幕戦と開幕第2戦で指名打者として公式戦デビューを果たす可能性はあるが、投手としてのデビューは日本時間4月1日以降となることが確定した。
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