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現役最年長選手・コローンが日本時間4月3日に先発予定

2018.3.27 12:30 Tuesday

 レンジャーズを一度解雇されたあとマイナー契約を結び直したバートロ・コローンが、日本時間4月3日のアスレチックス戦に先発予定であることが明らかになった。1973年5月24日生まれ、44歳のコローンはキャリア11球団目となるレンジャーズでメジャー21年目のシーズンを迎える。

 2月上旬にレンジャーズとマイナー契約を結び、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加していたコローンは、オープン戦で5試合に先発して18イニングを投げ、0勝1敗ながら防御率3.00、10奪三振に対して与四球2と持ち味を発揮した安定感のあるピッチングを披露。先発ローテーション入りの切符を手にすることはできなかったものの、スポット・スターター(谷間の先発)として日本時間4月3日のアスレチックス戦で先発することが決定した。

 今季のレンジャーズはコール・ハメルズ、ダグ・フィスター、マット・ムーア、マイク・マイナー、マーティン・ペレスの5人で先発ローテーションを形成する方針だが、オフに右肘を骨折したペレスは日本時間4月6日の戦列復帰が予定されており、開幕からいきなり14連戦が組まれているレンジャーズは先発投手が1人足りない状況。また、ジョン・ダニエルズGMはマイナーの故障歴やここ数年先発投手としてフルシーズン投げていないことなどを考慮してシーズン序盤は中5日で起用したい意向を明らかにしており、ペレスの代役&マイナーの登板間隔の調整役としてコローンに先発登板の機会が巡ってきたというわけだ。

 ただし、ダニエルズはコローンに関して、その後の予定は白紙であると明言しており、レンジャーズでの登板が1度限りになる可能性もゼロではない。レンジャーズのマイナーで待機するのか、あるいは登板機会を求めて新たな契約先を探すのかは、球団とコローンの話し合い次第ということになるだろう。いずれにしても、日本時間4月3日のアスレチックス戦で現役最年長選手のピッチングを見られることだけは確実だ。


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