ブレーブスが戦力補強 フラハティ&ボアジャスと1年契約
2018.3.27 16:00 Tuesday
日本時間3月27日、ブレーブスはライアン・フラハティ、ピーター・ボアジャスとそれぞれ1年間のメジャー契約を結んだことを発表した。両選手ともオープン戦で好成績を残しながら前所属チームを解雇されており、ブレーブスは開幕直前に選手層の補強に成功した形となった。
フラハティはオリオールズで6シーズンにわたって内野のユーティリティとして活躍し、今年2月にフィリーズとマイナー契約を結んでオープン戦では打率.351、1本塁打、OPS.904の好成績をマークしていた。ところが、フィリーズは有望株のスコット・キンガリーをユーティリティとして開幕ロースターに加えることを決断し、フラハティは構想外に。その後、フラハティは出場機会を求めてフリーエージェントとなり、ブレーブスとのメジャー契約を手に入れた。
一方のボアジャスはエンゼルス、カージナルスなどで計8シーズンにわたってプレイし、通算813試合出場の実績を誇る好守の外野手である。規定打席到達はエンゼルス時代の2011年のみだが、2014年から4年連続で100試合以上に出場するなど外野の準レギュラーとして活躍してきた。昨季終了後にフリーエージェントとなり、今年2月にカブスとマイナー契約。オープン戦では打率.326をマークするなど存在感を示したが、開幕ロースター入りを勝ち取るには至らず、カブスから解雇された後にブレーブスとのメジャー契約に辿り着いた。
ブレーブスの内野陣は、一塁のフレディ・フリーマン以外は25歳未満の若手選手で占められており、フラハティはチャーリー・カルバーソンとともに内野のユーティリティとして二塁、三塁、遊撃のバックアップを務めることになると見られる。ボアジャスは外野3ポジションを守ることができるため、過去数年と同様に4人目ないし5人目の外野手として起用されることになるだろう。
早期のメジャー昇格が予想されるロナルド・アクーニャJr.を含め、若手選手の台頭が目立つブレーブス。経験豊富な控え選手の加入は、若手中心のチーム構成となるブレーブスの戦いに安定感をもたらしてくれるはずだ。
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