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オープン戦出場は1試合のみ 万全を強調するジマーマン

2018.3.28 11:30 Wednesday

 オープン戦に1試合(2打席)しか出場せず、故障の可能性が取り沙汰されているライアン・ジマーマン(ナショナルズ)だが、ジマーマン本人とデーブ・マルティネス監督はコンディションが万全であることを強調。2日後に迫る開幕戦のスタメンにも名を連ねる見込みとなっている。

 日本時間3月28日にナショナルズ・パークで行われたオープン戦最終戦(対ツインズ)にジマーマンは出場しなかった。マルティネスは今週初めに、ジマーマンが最終戦に出場する可能性があると話していたが、ジマーマンはオープン戦に出場する代わりにマイナーの試合で打席に立ち、一塁ベースコーチのティム・ボガーと守備練習を行うことを選択。結局、オープン戦出場は日本時間3月3日のメッツ戦のみだった。

 マルティネスは「彼はこれまで過ごしたなかで最高の春だったと話していたよ。とても状態が良いみたいだね。私は最終戦で打席に立ちたいかどうかを彼に尋ねたけど、彼は自分のプラン通りに進めることを選んだんだ」と語り、ジマーマンが故障している可能性を完全に否定。「開幕戦で彼を見るのが楽しみだよ」と開幕戦でスタメン起用する方針を明らかにした。

 昨季のジマーマンは自己最多の36本塁打を放つなど、打率.303、108打点、OPS.930とキャリアハイと言っても過言ではないシーズンを過ごし、チームの地区優勝に大きく貢献した。2014年からの3年間は故障が相次ぎ、平均90試合にしか出場できなかったが、昨季は見事に復活。レギュラーシーズンの162試合、そしてその後のポストシーズンを万全のコンディションで戦うために、スプリング・トレーニングでは試合に出るよりもコンディションを整えることを優先したようだ。

 もちろん、チームもジマーマンが昨季のようなパフォーマンスをもう一度見せてくれることを期待している。休養十分のジマーマンは再び豪打を発揮し、チームを球団史上初のワールドシリーズ出場、そしてワールドシリーズ制覇へと導くことができるのだろうか。


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