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ロッキーズ 好打の有望株・マクマーンが開幕ロースター入りへ

2018.3.28 14:30 Wednesday

 日本時間3月28日に行われたオープン戦の最終戦(対マリナーズ)の開始前に、ロッキーズのバド・ブラック監督はライアン・マクマーンに開幕ロースター入りを告げた。昨季マイナーで打率.355をマークした好打の有望株は、オープン戦で打率.319と結果を残し、見事に開幕ロースター入りを勝ち取った。

 自身初の開幕ロースター入りが決まったマクマーンは「自分がどれだけ成長したかということを示したいと思っていたんだ。良い結果を残すことができた。監督やコーチは僕のことを信頼してくれた。シーズンが始まるのが楽しみだね」と喜びを口にした。昨年まで、オープン戦では通算29打数1安打(打率.034)と全く打てない状態が続いていたが、今年は30試合に出場して打率.319、2本塁打、OPS.887をマーク。昨季AA級とAAA級で合計119試合に出場して打率.355、20本塁打、OPS.986の好成績をマークした実力を首脳陣にアピールし、信頼を得ることに成功した。

 チームがカルロス・ゴンザレスと再契約を結んだため、イアン・デズモンドが一塁に回ることになり、マクマーンが正一塁手として起用される可能性は低くなった。しかし、マクマーンは一塁だけでなく二塁や三塁を守ることもできるため、内野のユーティリティ兼代打の切り札として出場機会を与えられることになるだろう。マクマーンが一塁手として先発出場する際には、ヘラルド・パーラが控えに回り、デズモンドが外野を守ることになりそうだ。

 マクマーンは「頼まれたことなら何でもできると思っているよ。僕はしっかり準備をしておく必要がある。起用法を決めるのは僕じゃなくて監督だからね」と語り、あらゆる起用法に対応していくことに意欲を見せている。シーズン序盤に結果を残し、より多くの出場機会を得ることができれば、新人王レースに参戦することも不可能ではないだろう。「しっかり準備をして、自分ができることをやり続けるだけだよ」と語るマクマーンの2018年シーズンがいよいよ幕を開ける。


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