エンゼルス・大谷の投手デビューが開幕第4戦に決定!
2018.3.28 15:00 Wednesday
日本時間3月28日、エンゼルスのマイク・ソーシア監督は大谷翔平が開幕第4戦となる日本時間4月2日のアスレチックス戦で先発する予定であることを明らかにした。また、ソーシアは大谷が投手デビュー以前に、打者として公式戦デビューを果たす可能性があることを示唆している。
ソーシアは「我々はまだ(開幕戦の)打順を決めていないけれど、大谷は日曜日(日本時間の月曜日)に先発する予定だよ」と語り、大谷が敵地オークランドでの開幕第4戦に先発予定であることを明言した。これによりアスレチックスとの開幕シリーズ4連戦の先発はギャレット・リチャーズ、タイラー・スキャッグス、マット・シューメイカー、大谷の4人で確定。先発5番手にはJCラミレスが入ることが有力視されており、ローテーションの順番を守れば、大谷の2度目の先発登板は中5日で日本時間4月8日の本拠地でのアスレチックス戦ということになりそうだ。
また、ソーシアは大谷が投手デビューより先に野手デビューを果たす可能性を否定しておらず、開幕第1~3戦のどこかで公式戦デビューを果たす可能性がある。開幕シリーズで対戦するアスレチックスは右腕のケンドール・グレイブマンが開幕投手に決定しており、左打者の大谷が開幕戦に指名打者としてスタメン起用される可能性もゼロではないだろう。大谷が指名打者に入る場合は主砲のアルバート・プーホルスが一塁に回るため、ソーシアは主砲のコンディションを見ながら最終的な判断を下すことになる。
エンゼルスは現在、先発ローテーションの一角を担うアンドリュー・ヒーニーが肘の炎症により登板を回避しており、開幕に間に合うかどうかは微妙な状況。開幕7連戦のあと、オフが1日入るため、開幕週に関しては先発投手は5人で足りるものの、そのあと10連戦が組まれており、大谷の中4日登板を避けるのであれば、ここで6人制ローテーションに切り替える必要がある。ヒーニーの回復が遅れる様であれば、AAA級からニック・トロピアーノないしパーカー・ブリッドウェルを昇格させることになりそうだ。
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