父が活躍した地でゲレーロJr.が劇的なサヨナラ弾!
2018.3.28 18:00 Wednesday
日本時間3月28日、前日に続いてモントリオールのオリンピック・スタジアムで行われたカージナルス対ブルージェイズのオープン戦で、両軍無得点で迎えた9回裏にブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)が劇的なサヨナラ本塁打をセンター左へ叩き込んだ。
モントリオールはかつてエクスポズが本拠地としていた地であり、ゲレーロJr.の父・ブラディミールはメジャー最初の8シーズンをエクスポズで過ごして打率.323、234本塁打、OPS.978をマーク。残念ながらエンゼルスの帽子を被って殿堂入りすることを選択したが、間違いなくエクスポズ最後のスター選手だった。
偉大な父が活躍した地で大歓声を浴びたゲレーロJr.は、この試合に6回表の守備から途中出場。6回裏の第1打席こそショートゴロに倒れたものの、9回裏二死走者なしで回ってきた第2打席で豪快な一発を放って試合を決めた。ジョン・ギボンズ監督は「野球というスポーツでは時々ドラマチックなことが起こるんだよ」と有望株の劇的な一発に大興奮。モントリオールの野球ファンはかつてのスター選手の息子に大歓声を浴びせていた。