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驚異の粘りを見せたダイヤモンドバックスがサヨナラ勝ち

2018.4.3 18:30 Tuesday

【ドジャース7-8xダイヤモンドバックス(延長15回)】@チェイス・フィールド

 3対6と3点ビハインドで9回裏の攻撃を迎えたダイヤモンドバックスは、ドジャースのクローザー、ケンリー・ジャンセンの前にデービッド・ペラルタとケテル・マーテイが内野ゴロに倒れ、敗戦まであと一人に追い込まれた。ところが、本調子ではないジャンセンがポール・ゴールドシュミットとA.J.ポロックに連続四球を与え、ダイヤモンドバックスは一発が出れば同点のチャンスを迎える。ここでクリス・オーウィングスがど真ん中に入ったカッターを逃さず捉え、起死回生の同点スリーラン。試合は延長戦に突入した。

 延長14回までは両軍ともゼロ行進が続き、延長15回表にドジャースがチェイス・アトリーのタイムリーで1点を勝ち越し。試合は決まったかに思われたが、ダイヤモンドバックスの選手たちは最後まで諦めなかった。延長15回裏一死走者なしからジェイク・ラムがヒットで出塁し、ニック・アーメッドのタイムリー二塁打で同点。アレックス・アビラが敬遠されたあと、代打のジェフ・マシスが高めに浮いたカーブを左中間へ弾き返し、5時間46分の熱戦にピリオドを打った。試合が続けばマウンドに上がる予定だったというマシスは「登板経験はあるから未知の領域ではないんだよ」としつつも、「自分の打席で決めようと思っていた」と安堵の表情を浮かべていた。

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