ロッキーズのエース・グレイが7回無失点の好投で今季初勝利!
2018.4.5 15:30 Thursday
【ロッキーズ5-2パドレス】@ペトコ・パーク
パドレスの本拠地ペトコ・パークで行われているロッキーズ対パドレスの4連戦。お互いに1勝1敗で迎えた日本時間4月5日の第3戦は、ロッキーズのエース、ジョン・グレイが7回無失点の見事なピッチングを見せ、チームを勝利に導いた。グレイは開幕戦の初回に3失点を喫したあと、10イニング連続無失点を継続しており、この数字がどこまで伸びるか注目される。また、ロッキーズとの契約延長が発表されたチャーリー・ブラックモンは定位置の「1番・センター」で先発出場し、2安打2得点の活躍。リードオフマンとしての役割をしっかり果たし、チームの勝利に貢献した。
26歳のグレイがエース級のポテンシャルを十二分に発揮した試合だった。7イニングを投げて複数の安打を許したイニングは一度もなく、得点圏に走者を背負ったのもコリー・スパンジェンバーグに二塁打を浴びた5回裏と、死球とヒットで一死一、二塁のピンチを作った6回裏の2イニングだけ。両イニングとも落ち着いたピッチングで後続を打ち取り、パドレス打線に得点を許さなかった。
一方のロッキーズ打線は序盤から活発に機能し、1回表は1番・ブラックモンからの3連打であっさり先制。一死後、トレバー・ストーリーのグラウンドルール・ダブルで2点を追加した。続く2回表には二死走者なしからブラックモンのヒットをきっかけに満塁のチャンスを作り、イアン・デズモンドのタイムリーでさらに2点を追加。序盤の2イニングでグレイに5点の援護をプレゼントした。
8回裏にリリーフ陣がパドレスに2点を返されたものの、最後は守護神のウェイド・デービスが四球を出しながらも打者3人で抑えて試合終了。対戦成績を2勝1敗とし、明日の試合にシリーズ勝ち越しの望みをつないだ。なお、敗れたパドレスでは3点ビハインドの9回表に4番手として牧田和久が登板。ライアン・マクマーンから空振り三振を奪うなど、1イニングをパーフェクトに抑える好投を見せた。
