左腕・ペレスが力投 ベルトレイは新記録樹立!
2018.4.6 12:00 Friday
【レンジャーズ6-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム
レンジャーズは日本時間4月6日のアスレチックス戦に6対3で勝利し、アスレチックスとの4連戦を2勝2敗で終えた。先発のマーティン・ペレスは6回途中までに10安打を浴びながらも、のらりくらりとピンチをかわし、3失点の力投。打線は2回表にエイドリアン・ベルトレイの二塁打をきっかけにチャンスを作り、ルーグネッド・オドーアとドリュー・ロビンソンのタイムリーなどで一挙4点を先制してペレスの力投を援護した。1点リードの9回表には秋信守(チュ・シンス)がトドメの2号ツーラン。最終回を抑えたキーオニー・ケラが今季2セーブ目をマークした。
一挙4得点のきっかけとなった二塁打はベルトレイの通算3054本目のヒットとなり、ラテンアメリカ出身の選手としては3053安打で並んでいたロッド・カルー(パナマ出身)をかわして歴代単独トップの数字となった(ベルトレイはドミニカ共和国出身)。ベルトレイは8回表にもヒットを放ち、「世界の盗塁王」リッキー・ヘンダーソンと並ぶ通算3055安打に。ドジャース時代の2001年に現役最晩年のヘンダーソンとともにプレイした経験のあるベルトレイは「ヒットの本数で彼と並んだり、彼を抜いたりするチャンスがあるとは思わなかった。信じられないよ」と喜びを口にした。なお、現役最多安打のイチロー(マリナーズ:通算3083安打)との差は28本となっており、今季中にイチローを抜き、現役トップの座に躍り出る可能性も十分にある。