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タイガースが9~10回に計5得点 執念の逆転勝利

2018.4.6 14:30 Friday

【タイガース9-7ホワイトソックス(延長10回)】@ギャランティード・レート・フィールド

 7回終了時点で3対7と4点のビハインドを背負っていたタイガースが、試合終盤の猛攻で見事な逆転勝ちを収めた。8回表にマイキー・マートゥックの犠牲フライで3点差とすると、9回表にはニコ・グッドラムのメジャー初本塁打となる1号ツーランと、ビクトル・マルティネスのタイムリー二塁打で同点。10回表にはホワイトソックス内野陣のフィルダース・チョイスとジャイマー・キャンデラリオのタイムリーで2点を勝ち越し、クローザーのシェーン・グリーンが最後を締めくくった。ホワイトソックスはここぞの場面で守備のミスが出てしまい、リードを守り抜くことができなかった。

 左股関節の屈筋を痛めて2回裏の守備から退き、クラブハウスで試合の様子をチェックしていたミゲル・カブレラは「美しい勝利だった。みんなポジティブに戦い続けていた。9イニングを一生懸命にプレイすれば、勝つことができるんだよ」と最後まで諦めなかったチームメイトたちの執念を称えた。大きかったのはカブレラに代わって「3番・一塁」に入っていたグッドラムの一発だ。敗戦まであと1ストライクという場面で「打った瞬間は二塁打になるかと思った」という打球は右中間スタンドへ吸い込まれ、1点差に迫る貴重なツーランとなった。その後は相手の守備のミスも重なり、9回表に同点として10回表に2点を勝ち越し。「選手たちは決して諦めなかったね」とロン・ガーデンハイアー監督は嬉しそうに試合を振り返った。

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