オドリッジが強打のアストロズ相手に力投 今季初勝利をマーク
2018.4.11 16:30 Wednesday
【アストロズ1-4ツインズ】@ターゲット・フィールド
気温4度という厳しいコンディションで行われたアストロズ対ツインズの一戦は、アストロズ先発のダラス・カイケルが与四球4、ツインズ先発のジェイク・オドリッジが与四球5と両先発が制球に苦戦。しかし、オドリッジは試合中盤からピッチングを立て直すことに成功し、最終的には6回1失点の好投を見せた。ツインズ打線は制球が定まらないカイケルの立ち上がりを攻め、2回までに3得点。リリーフ陣もアストロズの反撃をゼロに封じ、ツインズが4対1で勝利を収めた。
3回までに5つの四球を与えるなど制球に苦しんでいたオドリッジだが、「3回以降は変化球を多投するようにしたんだ」とピッチングを修正し、6イニングを投げ切った。2回表に2つの四球で二死一、二塁のピンチを背負い、ジェイク・マリズニックにタイムリーを浴びたものの、この日の失点はこれだけ。5回表には先頭のアレックス・ブレグマンにヒットを浴びながらも牽制でアウトにし、続くホゼ・アルトゥーベにもヒットで出塁を許したものの、カルロス・コレアをショートへの併殺打に打ち取って事なきを得た。
ポール・モリター監督は「序盤は苦しんでいたけれど、厳しいコンディションに対応する方法を見つけ、6イニングを投げ切ってくれたね。ダメージを最小限に抑えてくれたのは助かったよ」と語り、試合途中でピッチングを修正して強打のアストロズ打線を1点に抑えたオドリッジの力投を称賛。オドリッジから2安打を放ち、打率を.370に上昇させたアルトゥーベも「彼は本当に良いピッチングをしていた」と力投を称えていた。
ツインズは初回にエドゥアルド・エスコバーの犠牲フライとロビー・グロスマンのタイムリー二塁打で2点を先制し、2回裏には一死満塁からジョー・マウアーが押し出し四球を選んで1点を追加。8回裏にはマウアーのタイムリーでリードを3点に広げ、クローザーのフェルナンド・ロドニーが試合を締めくくって2セーブ目をマークした。なお、マウアーはこの試合で2安打を放ち、通算2000安打まであと3本に迫っている。