5選手退場の乱闘発生 3回に5得点のロッキーズが勝利
2018.4.12 12:30 Thursday
【パドレス4-6ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
前日の試合で死球を食らったマニュエル・マーゴ(パドレス)が故障者リスト入りし、この日は初回にトレバー・ストーリー(ロッキーズ)、2回表にハンター・レンフロー(パドレス)がぶつけられるという報復合戦。そして3回裏、この回先頭のノーラン・アレナード(ロッキーズ)の背中をボールが通過し、両軍総出の大乱闘が発生した。この乱闘によりアレナードや両軍の先発投手を含む5選手が退場となり、両軍とも試合序盤からの継投を強いられたが、3回裏に5点を奪ったロッキーズが最後までリードを守り、6対4で逃げ切った。
乱闘により退場を宣告されたのはアレナード、ヘルマン・マルケス、ヘラルド・パーラ(以上ロッキーズ)、ルイス・ペルドモ、A.J.エリス(以上パドレス)の5選手。ロッキーズは先発投手、2番打者、3番打者、パドレスは先発バッテリーを失うことになったが、試合を制したのは3選手が退場となったロッキーズだった。アレナードの代打で登場したイアン・デズモンドがエラーで出塁したあと二盗を決めてチャンスを作り、カルロス・ゴンザレスのタイムリーで先制。その後、一死満塁とチャンスを広げ、トニー・ウォルターズとパット・バライカのタイムリーなどで4点を追加した。エリック・ホズマーの1号ソロなどで2点差まで追い上げられたものの、最後は守護神のウェイド・デービスが締めくくって試合終了。試合後、アレナードは「とにかく試合に勝てて良かったよ」と話していた。