あわやノーヒッターからの逆転勝利 メッツ8連勝
2018.4.12 16:00 Thursday
【メッツ4-1マーリンズ】@マーリンズ・パーク
マーリンズ先発のジャーリン・ガルシアに6イニングをノーヒットに抑えられたメッツだが、投手交代が反撃開始の合図となった。マーリンズのドン・マティングリー監督はガルシアがメジャー初先発だったことを考慮して6回77球で交代させることを決断。7回から継投に入ったが、トッド・フレイジャーがマーリンズ2番手のドリュー・ステッケンライダーからチーム初安打を放ち、マーリンズの継投ノーヒッターを阻止した。続く8回にはマーリンズの3人のリリーバーを攻め、4点を奪って逆転に成功。試合はそのまま4対1で終了し、8連勝となったメッツはリーグ一番乗りで今季10勝(1敗)に到達した。
逆転勝利を収めたメッツのミッキー・キャラウェイ監督は「なんて言ったらいいかわからないよ。選手たちがしっかりプレイしてくれている。素晴らしいよ」と選手たちの頑張りを手放しで称賛した。打線が7回途中までノーヒットに封じられるなか、先発のザック・ウィーラーは7回1失点と好投し、リリーフ陣も相変わらずの安定ぶり。8回表に4安打を集中させて4点を奪い、マーリンズ5番手の田澤純一もメッツ打線の餌食となった。8回表に逆転タイムリーを放ったエイドリアン・ゴンザレスは「人々はまだ僕たちを信じていないかもしれないけど、彼らの考えも少しずつ変わってきているんじゃないかな。これからも前進していくだけだよ」と力強くコメント。勢いが自信に変わり、本物の強さを身につけつつあるメッツ。現在のメジャーリーグで最もホットなチームであることは間違いないだろう。